Star Horse.。.:*☆ 星のように輝いて馬のように駆け抜けた恋


休みの日や優馬の両親が夜遅い時は、ご飯を作りに行くようになった。


それにしたがって、私はお母さんに料理を習うようになった。


「花嫁修業ね!!」



料理を教えて欲しいって言った時、母はこう言った。

「まぁ、好きな人にまずい料理を食べさせたくないしね~。分かるわよ!その気持ち」

話を聞けば、お母さんは嫁いできたばかりの頃、料理が壊滅的だったらしい。

今では、美味しいご飯やお菓子を作ってくれるのに。

料理教室に通ったり、料理本を読みあさったりと努力したらしい。

そんな苦労を娘には、させたくない!!と嫁入り前から料理を教えようと思っていたと言う。


そんなお母さんのお陰で、レパートリーも増えて、手際よくできるようになった。



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