俺様ホストシリーズ〜その後総まとめ集〜
「あ、美久!ちょっと来て!」
戻ったところで、まどかに声をかけられた。
なんだか緊張しているような赤い顔。
小田君に告るって言ってたし……もしかして。
ガシッと腕を掴まれて、あたしはまどかに引っ張られるがままに歩いた。
かなり緊張しているのか、まどかの腕はかすかに震えている。
まどかにもこんな一面があったなんて、可愛すぎるでしょ。
「こ、告られちゃった……!」
まどかの顔は真っ赤で、それは夏の暑さのせいじゃないってことは明白。
「ええっ!?よ、良かったね〜……!やったじゃん、まどか。ずっと好きだったんだもんね」
「違うの……!」
「えっ?」
違う?
何が……?