secret Life
キーンコーン。



昼休みの終わりの合図の鐘が鳴った。


どこをどうやって歩いてきたのだろう?


気が付いたら俺は、教室に戻って自分の席に座っていた。


「はあ……」

ため息をつきながら、席に着いている。



チラッと隣の席の愛羅を見てみる。


すでに愛羅と優太は教室に戻ってきてたみたいだ。


愛羅はさっきまで泣いてたからなのか、目が少し赤くなっていた。
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