secret Life
「あの……愛羅」


「ん、なあに?真琴ちゃん」

愛羅は無理にでも笑顔を作って返事を返してくる。



愛羅……無理しちゃって……。



さっきは深刻そうに優太と話してたくせに。



「昼休みいなかったみたいだけど……何処に行ってたの?それに、目が少し赤いけど……」


もちろんあの場を見ていたとは言えず、少し遠回しに聞いてみる。
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