secret Life
とにかく、今は一人になりたいんだ。


誰にも邪魔されたくないんだ。


今だけ俺の自由にさせてくれ。



再び一人の時間になった俺は。 


うとうとと、眠りに落ちていった。












カーカー。


ふとどこからか、カラスの鳴く声が聞こえる。


俺はゆっくりと目を開ける。


気付けば、日が落ちはじめていた。



どうやら、三時間近くも眠っていたようだ。
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