secret Life
「そして、ある一人の男性の援助を頼みたいのだ」




「……と言いますと?」


「実はな……」

私は日頃監視してきた結果を、ナナに報告した。




「それは……酷いですね」



「だろ?このまま野放ししておくわけにもいくまい。だからお前にどうしても頼みたいのだ」



「イチイ様……分かりました。その頼み、この私ナナがお引き受けいたします」




「ありがとう。よろしく頼むよ」
< 51 / 251 >

この作品をシェア

pagetop