その姿、偽りなり。
暁人「アルバイト…ねぇ」


はぁ、ここの人たち色々めんどくさい


暁人「やっぱ熱上がってる。点滴だな」


嫌だ!いつもみたいに反抗したい



けど…



暁人「あれ、いつもより素直じゃん?」

みんなして何なんだ、失礼だろ



暁人「なーんてね、分かってるよ。

抵抗できないほど苦しいんでしょ?」


くそっ!毎回毎回わたしの心読むのやめろ。

横になっているのにキツい

視界が歪む



熱なんかにやられてる自分が情けない




その悔しさは声になることもなく、私の意識は途絶えた。



翼side 終わり
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