先輩が好きなんです。



「ヒッ…」


叫びそうになった口を咄嗟に抑えた



声を出したら、見つかってしまう








さっきまで大丈夫だったんだから

このまま寝てしまえばあの影の人も…




お母さんたちが帰ってきたら、相談すればいいよね…








わたしは全部屋の鍵、玄関のチェーン、全て閉まっていることを確認し

布団に潜り込んだ



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