先輩が好きなんです。


「えっと、さっ…きはごめん」


かぁぁっと赤くなる先輩の顔






実際そんな怒ってるわけじゃないんだけど…




「い、いえそんなお気になさ…」


ガラガラガラガラドッシャァァーーン





パッと消える部屋の電気


雷で停電したんだ




「停電?外荒れてるからなぁ。ブレーカーどこだっ」グイっ


「いっちゃ嫌です」





反射的に先輩の服を掴んでしまった












「あ、あれ?いや!その…これは…」
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