先輩が好きなんです。
「ごめんってば」
涼しい顔をしている先輩
別に痛くしてるわけじゃないけど、もう少し痛いそぶりをしてくれても…ね?
「もう!からかうなんてひどいです!」
先輩の顔を見上げ、キっと睨んだ
「はいはい、ほら」
といって、先輩は両手を広げた
えっと…これって…?
「な、なんですか?」
「ん?こないの?」
ニヤニヤしているぞこの人
やっぱりわたしが怖がってるの知ってるんだ…!
「べっ、別に怖いわけじゃないですからね!勘違いしないでくださいよ!」
そういい、わたしは先輩に包まれた
うぅ… この温かさは反則だぁ
「はーいはい、ツンデレちゃん」