先輩が好きなんです。





「ゆうか?」



あぁ、先輩の声がする















「せん…ぱい… なんで…??」



「さっきの停電の後にそのまま寝ちゃったんだよ、覚えてない?」




「覚え…て」





クラっと視界が周り、また先輩に寄りかかる体勢になってしまう


暑い。体も顔も熱い。


「大丈夫?…って!熱あるじゃん!!!」








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