先輩が好きなんです。


先輩はあの時と変わらないままで、







わたしが泣いたらすぐに心配してくれて、





こんなわたしにも優しくしてくれて、




「ずるいです…先輩」





「ずるいって何が?」









布団をぎゅっと掴む



だって…わたしは先輩のこと…







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