先輩が好きなんです。
眠そうな目を擦りながらわたしを見る先輩
不覚にも寝起きにキュンときてしまった……
「はい… それで、ここはどこなんですか…?」
あたりを見渡しながら尋ねる
周りにはシンプルなソファやテーブル、机などがあった
これといって散らかっておらず、黒を基調とした部屋だった
「ん?ここ俺の部屋。
昨日あったこと、覚えてない?」
首を傾げる先輩にまたキュンっ
じゃなくて!!
昨日あったこと…?