雨恋日和。


「もぅー!!優のせいで怒られたじゃん!」
私は優の背中をポカポカ叩きながら言った。

「痛い痛い!つか、俺のせいかよ!!」
「うんっ!」
私は笑顔で答えてあげた。


「二人とも、仲良しだねぇ~♪」
突然後ろから現れてニコニコする彩に、
「「全然!!」」
優と私は同時に答える。

「ほら、やっぱりー♪」
彩はまたまたはにかむ。

「だから、そんなことないって!!」

「ふふふっ」
彩は笑いながら去っていった。

全然仲良しなんかじゃないのにっ!



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