らす恋ーLAST LOVE
「あ、雨やんでる」

「へ?」

かなに対してずいぶんとまぬけな声をだしてしまった自分

だって雨がやんだって??

中庭に出る寸前でかなと2人してガラス越しに外を見てみる

「本当だ(=^ェ^=)」

今日の天気予報が1日ほとんど雨だったコトがウソのように太陽がこんにちはしてる笑笑

曇りとかはさっきまであったけどなんでこんな急に晴れたんだろ

でも晴れてたほーがいーよね絶対!笑

「じゃー行くかー」

中庭に繋がる扉を開いてあげた、執事風に笑

かなお嬢様のためにー( ̄+ー ̄)

外に出た瞬間…

容赦なく降り注ぐ日差し

「あつい…」

「それな」

でも男臭くはないからと真顔で言うかなに笑ってしまう

ベンチがいくつかあって、しかも日陰に

ナイスじゃーんって思ってかなと2人やっと腰を降ろせると思ったのに…

いやぁ私が甘かったよ、甘かった甘かった笑

さっきまであんな雨降ってたのにそんな簡単に日陰のベンチがかわくわけがなーいっ!( ̄ー ̄)

2人無言のまましょぼーんとするのかと思いきや…

「ねね、あれって座れるかな?」

気づいたのはかな

指を指したその先には…

ヘンテコりんな形をした赤茶色のオブジェ

「いや…あれはさすがに…」

「「すわろっか」」

結局疲れていた私たちは座ることに決めた笑笑

赤茶色のおっきなオブジェに近づいていく

あれ??おかしいな、、このオブジェ…知ってる。。

なんでこんなへんてこりんなオブジェ知ってんだろ。。。

きょわっっ((((;゚Д゚)))))))

2人して腰を下ろす

「「あちぃ」」

2人声を揃えた理由は

オブジェがとんでもなく熱を放っていたため

そりゃそーさー

オブジェは金属だもの( ̄ー ̄)

太陽の熱を吸収してオブジェは熱くなっていたのだ

制服のスカート越しでもお尻が燃えそう!←おおげさ

「でもやっと座れたねー」

「たしかに笑笑」

ずっと歩いてた私たちにとってこのオブジェは本当に救いだった

救世主オブジェ!

てーきーなっ☆

私たちはしばらくそこを動くコトなく

話に花を咲かせた

このオブジェを見たコトがあるかなんてもうどうでもよくなっていた

頭から

ぐちゃぐちゃぁ〜ぽいっ

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