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過去の自宅周辺に会いに来るというお話です。 良かったです! 私も成長の成果で、思い出がこじんまりした現実にかえった事があります。
誰にもあるはず 思い出の地が そこは 帰るべき場所なのか はたまた 帰るべき場所では もうないのだろうか 記憶を辿り 着いた先は 懐かしい記憶の破片たち 一つ一つを寄せ集め 繋ぎ合わせて そして 彼女がそこで みたものはーーー 風の後押し受けて この先も彼女はきっと 前を向き 歩き続けるのだろう ーーー集めた記憶を抱きしめて
自分は存在していた。 想い出迷子は 必ず見つける 小さな大切な記憶を。 自分が大人になったからこそ 欠けたパズルを埋めに戻る場所。 もう少し……あと少し……。 長くいる場所ではない。 風に揺られて 祖母が見つめているのだろう。 ツンと胸が苦しくなるような 大人向きの1Pでした。
ああ、もう本当にこの人は恐ろしい人だと思いました。 そして、何故か思い出したのは名作のあの言葉。 誰にでもある。 還りたいと願う場所。 記憶と輪廻の始まりの場所。 そして、いつかたどり着く場所。
これは、自分自身にも同じような体験が有りました。 あーそうだなと思わせますし柔らかな文章も良いしラストも素敵です。 読んでみて下さい。