プレミヤム・フレンド
歩莉からのメールを開くと
〔朝早くにごめん(>_<。)
あたし今日
学校お休みします★
ちょっと旅行に♪
お土産待っててね!!
歩莉より〕
わざわざこんなメール
送ってこなくて
よかったのに…
パチンと携帯を閉める
友達なんていらない
どうせ裏切るんだ
どうせなら友達という名の
"道具"を作ろう
自分が1人に
ならないように
これがあたしが考えた
友達ということだった
自分でも馬鹿だと思う
不破佑芽奈
馬鹿なあたしの名前
一階におりると
お母さんが朝ごはんを
テーブルの上において
テレビを見ている
もう何年も
朝ごはんを一緒に
食べていない
〔朝早くにごめん(>_<。)
あたし今日
学校お休みします★
ちょっと旅行に♪
お土産待っててね!!
歩莉より〕
わざわざこんなメール
送ってこなくて
よかったのに…
パチンと携帯を閉める
友達なんていらない
どうせ裏切るんだ
どうせなら友達という名の
"道具"を作ろう
自分が1人に
ならないように
これがあたしが考えた
友達ということだった
自分でも馬鹿だと思う
不破佑芽奈
馬鹿なあたしの名前
一階におりると
お母さんが朝ごはんを
テーブルの上において
テレビを見ている
もう何年も
朝ごはんを一緒に
食べていない