プレミヤム・フレンド

「……」
「………」


何も話さないまま時間はすぎていく。



「あたし話しないんなら帰ってもいいかなぁ?」


とあたしは立ち上がった。


「ま、待って!!
ちゃ、ちゃんと話すから」


あたしはまた座る。


そして歩莉は話し出した。


「佑芽奈は歩莉のこと…嫌い?」


「うん、大嫌い」


「じゃあ由美子たちは?」


「ただのガキだと思う」


一問一答みたいな会話


何がいいたいんだろう



「歩莉はもう佑芽奈と一緒にいれんの?」


「もう無理。どうせあんたもあたしのこと利用して捨てるんやろ?」


「歩莉はそんなことせん!!」

「信じらんないね、人の気持ちって変わるんやから」


「歩莉の気持ちは変わんない。歩莉は佑芽奈と一緒にいたい」


いつから歩莉
こんなに反論できるようになったんやろ


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