【完】恋愛条件
第 6 条件 ハプニング
ベッドから起き上がり窓を開ければ天気は晴れ、暖かい日差しが私の体を暖める。
『んんー!はぁっ!』
腕をグンッと伸ばして背伸び。
一気に腕の力を抜くと、体が軽くなった感じがした。
『10時に駅に待ち合わせか…』
竜ちゃんと約束した時間まで後、1時間半もある。
まぁ、洋服選びに時間使いたいから早く起きたんだけどね。
早速、私はクローゼットに掛けてある服を一着一着地面に置いて並べた。
『悩むなー…』
実は、私はデートなんて初めて!
勿論、付き合った事も無い…
デート初心者の私は服で迷う。
白いワンピースの清楚系?
それとも、長袖とミニスカートのギャル系?
嫌々、帽子とか合わせてカジュアル系?
フワフワ淡いピンク色の姫系?
『何でこんなに違う種類持ってるんだろう…』
って、突っ込む場合じゃないよ!!