1年後、君に逢えたら。

1節…なにアイツ。

「なにアイツ。」


これ、あんたの第一印象。

めっちゃ、ムカついたんだ。


他校で、けっこー、イケメンの二人組がいるって、噂になってたから、見に行った。

そしたら、

「お前、女?えっ、まぢ、男?」


っていわれた。

おい、結構気にしてること言うなよ。


女に見えなくても、中身は、だれよりも、乙女なんだから。


「ぉんなですぅ…。」


めっちゃ、へこみぎみにいったら、笑い飛ばしてきて、

「冗談ジョーダン~!君、めっちゃかわいーって!ほんとに、かわいぃって!!~


めっちゃ、笑いながら言う、

一重だけど、切れ長で、

ほんとモデルのような綺麗な瞳に見つめられ、

気づいた。


この人、好き。

チョー好き。


好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き

その言葉だけが、頭を支配していった。



やばい、一目惚れとか、私、


少女マンガの主人公じゃん 。
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop