軟派な王子様【完結】
本音
「一姫どうしたの!?目、赤いよ!?」
次の日、私は練習のない開放感を手に香織と遊びに街へ出ていた。
香織が心配そうに私の顔をのぞく。
「うん…何だか眠れなくて…。」
「なんで??そんなに興奮してたの??」
香織には言えなかった。
翔のことが気になって眠れなかったなんて…。
きっとまた冷やかされるだけだ。
私たちは行く宛もなくふらふらと歩いていた。
「香織!!」
私たちの後ろから大きな声がした。
振り向くとそこには増田がいた。
友達を連れて歩いている。
「まっ増田くん!?」
私が驚くほど香織の顔が一気にほころぶ。
増田は、一緒にいた友達に何かを伝え、自分だけ歩いてきた。
増田は私の顔を見て少し顔を歪ませた。
なによ…。
邪魔だと言わんばかりじゃない…。
増田は香織に笑顔を向けた。
次の日、私は練習のない開放感を手に香織と遊びに街へ出ていた。
香織が心配そうに私の顔をのぞく。
「うん…何だか眠れなくて…。」
「なんで??そんなに興奮してたの??」
香織には言えなかった。
翔のことが気になって眠れなかったなんて…。
きっとまた冷やかされるだけだ。
私たちは行く宛もなくふらふらと歩いていた。
「香織!!」
私たちの後ろから大きな声がした。
振り向くとそこには増田がいた。
友達を連れて歩いている。
「まっ増田くん!?」
私が驚くほど香織の顔が一気にほころぶ。
増田は、一緒にいた友達に何かを伝え、自分だけ歩いてきた。
増田は私の顔を見て少し顔を歪ませた。
なによ…。
邪魔だと言わんばかりじゃない…。
増田は香織に笑顔を向けた。