軟派な王子様【完結】
下校時
「あーホントに今日はとんだ災難だよ…。」
私は翔のメールと昼間の恥ずかしい一件で疲れ果てていた。
香織が笑う。
「でもあんときの一姫うけたー。」
私はますます肩を落とす。
「何であんな声出したわけ??寝ぼけてた??」
私は携帯を取り出した。
「これ。」
私は香織にさっきのメールを見せた。
香織の表情が変わる。
「一姫すごすぎ!!あんなかっこいい人からデートのお誘い!?」
私は興奮する香織の手から携帯を取った。
全く香織は単純なんだな。
「簡単に言わないでよ。あたし行きたくないんだからね。」
「えぇ!?絶対ダメ!!もし、一姫とその彼が付き合うことになってあたしと増田君がうまくいったらダブルデートしよ。」
「あんたが増田とデートしたいだけでしょ。」
香織は図星だったようでペロッと舌を出した。
こういう素直で気さくな子をかわいいっていうんだろーな。
なんて思ってしまった。
「あーホントに今日はとんだ災難だよ…。」
私は翔のメールと昼間の恥ずかしい一件で疲れ果てていた。
香織が笑う。
「でもあんときの一姫うけたー。」
私はますます肩を落とす。
「何であんな声出したわけ??寝ぼけてた??」
私は携帯を取り出した。
「これ。」
私は香織にさっきのメールを見せた。
香織の表情が変わる。
「一姫すごすぎ!!あんなかっこいい人からデートのお誘い!?」
私は興奮する香織の手から携帯を取った。
全く香織は単純なんだな。
「簡単に言わないでよ。あたし行きたくないんだからね。」
「えぇ!?絶対ダメ!!もし、一姫とその彼が付き合うことになってあたしと増田君がうまくいったらダブルデートしよ。」
「あんたが増田とデートしたいだけでしょ。」
香織は図星だったようでペロッと舌を出した。
こういう素直で気さくな子をかわいいっていうんだろーな。
なんて思ってしまった。