軟派な王子様【完結】
「社長。自宅までお送り致します。」
ベンツのドアを開けながら、黒スーツのおやじが言う。
「いや、いい。今日はもう少し遊んで帰る。」
「でわ、またお迎えにあがります。」
俺はキャバクラの女に飽きて、バーへと場所を変えた。
バーには宝石が転がっていることが多い。
この日も一粒の宝石が、バーの片隅でカクテルを揺らしていた。
「お嬢さん。お一人??」
誰もが最初は嫌な顔をする。
でも彼女達も所詮は独り身。
俺みたいないい男に引っ掛からないやつはいない。
「可哀相に。こんなに綺麗な女性を一人にする男がいるなんて考えられないな。」
「翔さんたら、お上手ね。」
「でも今日はいい日だ。こんな宝石に出会えるなんて。」
女はこのころになれば一気に色目を使いだす。
「翔さんて、素敵ね。何のお仕事してらっしゃるの??」
「一応商社の社長ですが。こんな美しい女性がいたら、毎日会社に行くのが楽しくなるなー。」
一時間後にはもう彼女はベッドの上で俺の腕に抱かれている。
ベンツのドアを開けながら、黒スーツのおやじが言う。
「いや、いい。今日はもう少し遊んで帰る。」
「でわ、またお迎えにあがります。」
俺はキャバクラの女に飽きて、バーへと場所を変えた。
バーには宝石が転がっていることが多い。
この日も一粒の宝石が、バーの片隅でカクテルを揺らしていた。
「お嬢さん。お一人??」
誰もが最初は嫌な顔をする。
でも彼女達も所詮は独り身。
俺みたいないい男に引っ掛からないやつはいない。
「可哀相に。こんなに綺麗な女性を一人にする男がいるなんて考えられないな。」
「翔さんたら、お上手ね。」
「でも今日はいい日だ。こんな宝石に出会えるなんて。」
女はこのころになれば一気に色目を使いだす。
「翔さんて、素敵ね。何のお仕事してらっしゃるの??」
「一応商社の社長ですが。こんな美しい女性がいたら、毎日会社に行くのが楽しくなるなー。」
一時間後にはもう彼女はベッドの上で俺の腕に抱かれている。