軟派な王子様【完結】
とまどい
「社長。」
俺は最後の書類にハンコを押し、帰宅の準備を秘書にさせていた。
今日は土曜日。
明日は一姫との二回目のデートだ。
「何かいいことでもありました??」
秘書が鞄を持ってくる。
「なんでだ??」
「顔がいつもよりずっと楽しそうです。」
俺は慌てて顔に力を入れ直した。
俺が喜んでどうする!!
普通こういうのは女のほうが喜んで楽しみにするもんだろ…。
「社長。」
部屋のドアのノックと共に、部下の声がした。
「入れ。」
秘書にかざされた上着を着ながら呟いた。
「失礼します。」
俺は最後の書類にハンコを押し、帰宅の準備を秘書にさせていた。
今日は土曜日。
明日は一姫との二回目のデートだ。
「何かいいことでもありました??」
秘書が鞄を持ってくる。
「なんでだ??」
「顔がいつもよりずっと楽しそうです。」
俺は慌てて顔に力を入れ直した。
俺が喜んでどうする!!
普通こういうのは女のほうが喜んで楽しみにするもんだろ…。
「社長。」
部屋のドアのノックと共に、部下の声がした。
「入れ。」
秘書にかざされた上着を着ながら呟いた。
「失礼します。」