無自覚美少女が好きなのは地味男君。

私は目が覚めた。


「ここは…どこ?」


「ようこそ。我が遊び団へ。今日はいっぱい遊んで行ってね。」


「遊んで行ってね…って何もないじゃん…」


5人が私を見つめている。


夢の時見たいだ…。


「ねえ、私、遊ばなくていいから帰っていいですか?」


「ダメに決まってるじゃん。だってうちは遊ぶまで返さないよ?」


「遊び道具ないじゃないですか。スコップも砂も。」


「おいこいつ天然にもほどがあるだろ車でそんなのするわけないだろ。UNOだろ。」


「そうですね…ってあにきぃ!!?あんたそんなためにここに呼んだの!!?」


「俺はなぁ…UNOする相手が…グスッいねえんだよ!!したくてたまらないんだよ!!1人2役してみたけど全然面白くなかったんだよ!!」


「兄貴…ごめんなさい。俺たち…気づいてやれなくて…今度UNOやりましょう。」


「あの…1回だけなら遊んでいいですよ。やりましょう!!」