無自覚美少女が好きなのは地味男君。
「んー。僕はお礼なんてされなくていいですよ。」


「え!?お願い!!お礼したい!!お願いします!」


「分かりましたよ。じゃあ如月さんなりのお礼をお願いします。」


「うん。分かった。今日勉強出来なかったね。ごめんね。」


「大丈夫です。自分の部屋で帰りますか?」


「え…。」


「なにか不満ですか?」


「ううん。なんでもないよ。帰るね。」


「では行きましょうか。体は大丈夫ですか?」


「うん。」


「なんですかその顔。」
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