無自覚美少女が好きなのは地味男君。
「河田君…素直に言ったら…似合ってないって……。自覚してるからさ…自分でもなんでこんな格好したんだろうと思ってるんだから…さ。」


「如月さん…素直になっていいんですか?」


「うん…自覚してるし。」


「すっごく可愛いですよ。」


「……へ!?」


え…なんか河田君のほ…頬が赤くなってる!!ちょっとだけど…。


「え?えええ…今なんて?」


「だからすっごく可愛いです。」


「え?こ…こんなわ…私が!?」


「ええ。」


「あ…ありがと。」


やばい!!今絶対顔赤い!!真っ赤っていうのも自分で分かる。


「か…河田君もかっこいい…。」


「ありがとうございます。さあ、行きましょうか。」


「うん!!」

< 160 / 276 >

この作品をシェア

pagetop