無自覚美少女が好きなのは地味男君。
「僕ですね、昔、有名だったんですよね。」


「え?もしかして有名人?」


「違いますけど別の意味で…ですかね。如月さんは知らないと思いますけど。」


「うん。」


「僕、メガネかけて前髪で目が隠れていますよね。」


「うん。」


「メガネと前髪をずらしたらどうなると思います?」


「んー。分からないよ。」


「当然ですか。バカですもんね。」


「ちょっ結構傷つくよ!!」


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