無自覚美少女が好きなのは地味男君。
「はい。席について。今日、転入生が入るぞ。じゃあ来て。」


ガラ…


「こんにちわ!!私、今日から2年A組に入ります。橘里奈と申します。よろしくお願いします!!」


うわぁ…可愛い…。私の100倍。


「あの子可愛い!!」


「でも美優ちゃんには勝てねえな。」


「そうだな。」


可愛い方の美優の方が可愛いのか。


「すみません。ここに、『河田総悟』っていう人居ませんか?」


「河田総悟…?ああ、居るぞ。」


「居るんですかぁ!?え?でも何処に…?」


「居るじゃないか。そこに。」


先生が河田君に向かって指をさした。

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