無自覚美少女が好きなのは地味男君。

「そ・う・ご・さ・ま。私、その本に嫉妬しちゃいましたわ。この本は私が預かります!!」


そういって河田君の本を橘さんが取った。


さすがに河田君も気づいたみたいで。


「は?本返せよ。てかあんただれ?」


「キャーッ!!総悟様が自分から話しかけてくれましたわ!!」


「もうそんなのいいから本返せ。もう名前言わなくていいから。本だけ返してくれればそれで許すから。」


「私のこと覚えてますか?」


「覚えてねぇよ。だから誰だって聞いてるんだろ。てか本を返せ。」


「嫌ですわ!!私のこと思い出すまで返しません!!」


「あー、思い出した思い出した。はい、返せ。」


「本当ですか?じゃあ私の名前を言ってくださいませ。」


「メ○豚。」