無自覚美少女が好きなのは地味男君。
「華ちゃぁああん!!!」


「どうしたの?美優。」


この子は志村 華。めちゃ可愛いよ。私と真逆だよ。


「放課後復習しなきゃいけないから一緒帰れないよぉ!!」


「赤点…取ったししょうがないよ。でも1人でできるの?」


「それがね、このクラスの河田君に教えてもらうことになったの。近寄るなオーラがプンプンするから怖いよぉ…。」


「がんばるのよ。美優。」


「うん…。」



そして、来てほしくない放課後になった。


「じゃあ、ばいばい。華ちゃん。」


「うん。頑張ってね。」


私は第一図書室に向かった。
< 4 / 276 >

この作品をシェア

pagetop