無自覚美少女が好きなのは地味男君。
綺麗な字だなー。細かく丁寧に書いている。


分かりやすい!!


「早く写してください。写すだけでなく覚えながら。」


「分かってるよ!!」


私は一生懸命写した。


「写したよ!!」


どうだ!!頑張ったぞ!!


「16分47秒ですか。バカな割には頑張りましたね。」


「1言余計だよ。」


河田君がやった本を閉じた。


「じゃあ今からこのワークしてください。あなたの実力を測りたいので。ちなみにこれは小学生のワークですからわかるでしょうけど。」


「小学生!?これぐらい私だって分かるよ…。」


「とりあえず書いてください。」
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