無自覚美少女が好きなのは地味男君。
さっそく客がきた!!


まぁ私が最初やらなくても…いいよね?


「美優ちゃん!!行って!!あと、いらっしゃいませご主人様って言うのよ!!」


えええ!!?


「待たせちゃうじゃん!」


「なんで私が…。」


「いらっしゃいませご主人様。こちらの席へどうぞ。」


「ご注文は何にしますか?」


私は満面の笑みで言った。


「そんなことよりお嬢ちゃん!!俺とまわらない?」


「し、仕事中なので。ご注文は何にしますか」


「…じゃあフルーツパフェで。」


「かしこまりました。」


私がその場を去ろうとした時。


「待ってよお嬢ちゃん。」


「何ですか。」


「俺とまわろうっていったじゃん。」


「遠慮しますね。仕事中なので。」


「仕事終わってからでいいからさ。」


「い…嫌です。次のお客さんが居ますので。ではさようなら。」


私は無理やり手を離した。


ふう…一件落着。

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