無自覚美少女が好きなのは地味男君。
「河田君ってなんでこんなに成績がいいの?塾とか通ってるの?」


「通ってません。ただたんに先生の話を聞いてるだけです。」


「そうなんだー。好きな食べ物とかある?」


「甘いものが好きです。」


「本当!?私も!!ねぇ、こんどパフェ食べにいかない!?」


「如月さんって変な人ですね。」


「へ!?普通だよ。」


「普通じゃありませんよ。普通でしたら、僕と話したりしませんから。」


「そう…なの?じゃあ私が友達1号になってあげるよ!!」


私、いいこと言ったよね。


「1号ではありませんけどよろしくお願いします。」


無表情の河田君が少し笑った。


ドキッ。


「あ!!私ここだからばいばい!!」


「さようなら。」


なんか楽しかった。


なんでだろう。
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