*深海の底で。~もうひとつの人魚姫~*
*あとがき*
暑いな~、涼しくなりたいな~。
からはじまった、私の思考は、またもや大好きな童話の『人魚姫』にたどり着きました(笑)。
そして、また違う話を思いついたのです。
書いてみました今回の話の主人公は男目線!
楽しんでいただけると嬉しいです。
2014'08/02
renya
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一四歳の時に両親を失ったメレディス・トスカは、父方の妹であるデボネ家の世話になる。
けれどもメレディスが社交界デビューした直後、叔父が他界し、デボネ家は没落貴族と成り果てた。
しかし、叔母はふたたび華々しい生活に返り咲くことを諦めていなかった。
愛娘二人のうち片方、あるいは両方に爵位を持った大富豪と結婚させようと画策する。
そんなだから、よそ者のメレディスはいつだってのけ者扱い。
ある日のこと、叔母の元に一通の招待状が届いた。
差出人はブラフマン伯爵家からのものだ。彼の末娘、キャロラインの社交界デビューを開くという。
ブラフマン家は社交界で絶大な人気を誇っている貴族で、彼らが手がける事業はことごとく成功していた。
そしてブラフマン家の息子二人はとてもハンサムだと貴族たちの中では専ら噂になっている。
二人は結婚適齢期を迎え、淑女たちはみな、妻の座を狙っていた。
そしてそれは叔母も同様だった。
ブラフマン家に招待された四人は早速会場へと赴く。
そこでメレディスが出会ったのは、次男のラファエルだった。
豊かな金髪に緑の瞳、若さ故の引き締まった強靭な肉体と気品を兼ね備えた美しい男性。
――ああ、彼はなんてハンサムなの。
ハンサムなラファエルにひと目で恋に落ちたメレディス。
やがてふたりは運命の糸に引き寄せられるかのように再会を繰り返す。
けれど、メレディスは知っていた。彼が貴族とは名ばかりのメレディスに近づいた理由を――。
なにせ彼は花嫁探しに乗り気ではないのだから。
ラファエルはきっと両親を失ったメレディスと社交界のスキャンダルになって、母親の花嫁探しを諦めてもらうための策略を考えついたに違いないのだ。
……そんなことは、もう知っているわ。
彼は自分を利用しているだけだ。
そう言い聞かせるメレディス。
けれども彼女の思いとは反対に強い力でラファエルに引き寄せられていく……。
果たして彼らの運命は――。
*。゜。○ ゜○ 。*
シンデレラストーリー。
絶賛亀更新中です。
*。゜。○ ゜○ 。*
2021/05/19より更新再スタート!
Presented by Minamo Tsuyuri
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モーター会社の社長令嬢である、アビー・パーラーは、社長の父と母の三人暮らし。彼女は何不自由なく過ごしているかのように見えた。しかし、父親はとても威厳を気にする人で、アビーはいつも思い通りに操られる。父親から受けた幼い頃からの押さえつけで、吃音症(きつおんしょう)にまでなってしまい、おかげで男性とはまるで縁のない生活を送っていた。
そんな中、父親の会社が倒産寸前になってしまう。
ある日、途方に暮れるパーラー家に融資をしてくれる人物が現れた。その人物は、アビーと結婚するという条件で会社を救うと言う。
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親友、クローイの助言で、真っ青な海と空に囲まれた滅多に人が訪ねて来ない田舎町にある彼女の別荘に逃げ込むことになったアビー。そこで出会ったのは、『安心』とは程遠い、年の頃なら三十歳前後の、すらりとした体型に長身のとてもセクシーな男性だった。その男性は、なんと既婚者で……?
現在から逃げる内気な令嬢と過去の栄光にすがる男のラブロマンス。
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*あらすじ*
幼い頃に両親を亡くしたジェーン・オストンは叔父に引き取られ、孤独な毎日を過ごしていた。
それというのも、彼女は生まれつき傷を癒やす能力の持ち主で、叔父はジェーンの力を知られて気味悪がられないよう、必要以上に過保護に育ててきたからだ。おかげで友達もできない。
そんなある日、ジェーンが毎夜日課としている礼拝で亡き両親に祈りを捧げていると、一人の男性が現れる。
彼は足を引きずり、何やら重傷を負っている様子だった。ジェーンは生まれつきの力をもって、突然現れた男性の傷を癒やすことに。
――ああ、でもまって。鋭い青眼はまるで氷のように純粋で透き通り、高い鼻梁と引き結ばれた薄い唇。コートを着ていてもわかるくらいに引き締まった肉体とすらりと伸びた長い足。
彼はとてもハンサムだわ。
ジェーンは突然現れた男性に惹かれていく。
けれども彼には秘密があった。彼は闇に生きる悪魔の狩人。ヴァンパイアハンターだったのだ。
傷を癒やすことのできる聖女ジェーンとヴァンパイアハンター。
運命を越えた彼らのラブロマンスがここにはじまる。
2018/01/01***公開開始
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