天国の貴方へ届けたい
「でもケイはあたしのことかばってくれてまだ好きでいてくれるかも

しれないもん。けどケイがいなくなってあたしは生きていく

望みを失ったの!もうあたしの事は放っといて!!」





あたしは枕や、座布団を聖也君に向かって投げた。




「おい落ち着け!」




「来ないでよ!!」




「俺は何があってもお前が好きなんだよ!!」




あたしは聖也君の言葉に手を止めた。




聖也君はあたしを優しく抱きしめた。





「お前がケイが好きだって言っても俺はお前が好きだ。ケイが死んで悲しい奴はお前だけじゃねぇ。

両親や、親友だって同じだ!でも目の前の現実を受け止めなきゃいけねぇんだよ!

俺はお前の彼氏として力になりたい。」


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