天国の貴方へ届けたい
しばらくしてあたしはようやく落ち着いた。




「落ち着いたか?」




「うん…ごめんね迷惑かけて…」




コンコン……




『美月?入るわよー』




お母さんの声が聞こえたかと思うとドアが開いた。





「今警察の人が来てて美月に昨日の事故について話を聞きたいから署まで来てくれって」






「うん準備するから待ってて。」




あたしはベッドから出て準備を始めた。





「俺一旦帰るわ。終わったら俺んち来て」




「うん。わかった。」




聖也君は部屋を出て行った。
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