天国の貴方へ届けたい
あたしはゆっくり顔をあげた。




「!!!キャッ…!」



あたしは慌てて窓の方に下がった。




気がつくと聖也君は机をくっ付けて、あたしに近づいていた。




「おい窓割るなよ。」




「ななな何くっつけてるんですか…!」




「何って駄目なの?」




「駄目に決まってるじゃないですか////」





「お前とこうして隣になるのも何かの縁だな。お前気に入った。知ってると思うけど俺聖也ってんだ。

今日からお前は俺の女だからよろしく」





は…はぁぁぁぁ!?




何言ってるのこの人…意味分かんない!




「馬鹿なこと言わないでください。早く机離してください」








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