天国の貴方へ届けたい
あたしは小走りで和美の所まで行った。




―――……




数分後、あたしはようやく和美と話を終えて門のところまで行こうとしていた。




「ねぇ君佐藤美月でしょ?俺らと遊ばない?」




「おおーやっぱ可愛いなー♪」




突然あたしは知らない男子生徒に話しかけられた。




もう急いでるのにこんな時に…




「ちょっと急いでるんで…」




「そんなのほっといて俺らと遊ぼうよ♪」




男子達はあたしの腕を掴んだ。




この男子達はほとんど毎日あたしをナンパしてくる。




今までは和美と一緒だったから何とか逃れたけど。




「ちょっとやめてよ…!毎回毎回やめてください…!」

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