天国の貴方へ届けたい
あたしと聖也君は教室に戻った。




―――……


教室に戻ったあたしはさっそく和美に話しかけた。




和美はクラスメイトと弁当を食べていた。




「あ、美月遅いよ~♪」




「ごめん和美、昼ご飯だけど聖也君と食べていいかな…」




「ああ行ってきなよ♪すっかりラブラブだねww」




「声が大きいって////」





すると廊下で待っていた聖也君は教室に入って美月の腕を引っ張った。





「いつまで話してんだ。行くぞ」




「ちょっと話してたとこなのに…」




「話なんかいつでもできるだろ」




そんな会話を続けながら屋上にたどり着いた。
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