天国の貴方へ届けたい
あたしは聖也君の手を取ってチケットを買った。




「うわーすごい人♪」




「俺並ぶの嫌いなんだけどな」




「早速ジェットコースター乗ろ♪ここの一番人気の♪」




「ええすげぇ並んでんじゃんかよ。後にしようぜ」




「並ぶの!ほら早く!」




あたしは大のジェットコースター好き。




遊園地に来ると必ずジェットコースターに乗る。




まあ当たり前だけどww




あたしはわくわくしながら出番がくるのを待っていた。




遊園地に入ったときから、周りの女子たちの視線は聖也君に向けられていた。




ちょっと嫉妬しちゃったりして…ww




聖也君はどう思ってるのかな。
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