天国の貴方へ届けたい
「よく見たらこの子池澤聖也じゃない?」




仲間の女子が聖也君の顔を見て言った。




「ねぇいこ」




仲間の女子たちはリーダーの女を連れて去っていった。




聖也君ってやっぱり学校外でも有名なんだ。




さすがヤクザの息子…




「おいもうすぐ出番だぞ。何ぼーっとしてんだ」




「あ、うん♪楽しみだね♪」




聖也君はさっきの事は気にしてないようだった。




ようやく出番が来て、あたしたちはジェットコースターに乗り込んだ。
< 58 / 116 >

この作品をシェア

pagetop