天国の貴方へ届けたい
「そっか。聖也君と出会ってなかったらきっとまだ落ち込み続けてたよ。」




「俺もお前と出会ってよかったよ。ずっと一緒にいてくれ」




聖也君はあたしの手を引っ張ってキスをした。




聖也君に握られた手が温かく感じた。




これが本当の愛ってものなんだ…




最初は聖也君のこと拒絶したけど今は大好きだよ。




ついに観覧車は頂上にたどり着いた。




「うわー夕方の景色が見えるー♪見て見てー♪」




「この時間だけしか見られない景色だな。」




景色を見ているうちにあっという間に終わってしまった。




「あーすぐ終わっちゃったね…」




「どっかで飯でも食ってくか」




「そうだね。お母さんにメールしなきゃ」
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