天国の貴方へ届けたい
あたしはメールをしながら遊園地を出た。




「最寄り駅の近くのレストランに行くか」




「あ、あそこのレストラン行きたかったんだ♪」




遊園地から駅まで近かったので、あっという間に着いた。




「また電車代奢ってもらっちゃったね。ごめんね?」




「いいんだよ。金ならあるし」




——……


疲れきっていて、すぐ寝てしまっていたのであっという間に最寄り駅に着いた。




「ん〜よく寝たー」




「ああグースカ寝てたぞ」




「ちょっと人の寝顔見ないでよ恥ずかしい////」




あたしと聖也君は楽しそうに喋りながら歩いていた。




「…美月?」
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