天国の貴方へ届けたい
———……


お昼休みになった。




和美には昨日のことを全部話した。




和美はすごく心配してくれていた。




ありがとう和美。あたし幸せだよ。




あたしは教材を片付けて弁当を取り出した。




ふと窓を見ると門の外でケイが座っていた。




もしかして朝からずっと待ってたの…!?




学校とか行かなくていいのかな…




「またあいつかよ。まるでストーカーだな」




気づいた時には聖也君が後ろにいた。




「って聖也君いつからいたの!?」




「さっきからいたけど。美月が窓を見て俺に気がつかねぇんだもん」
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