天国の貴方へ届けたい
「んじゃ早く行こう♪」





あたしと和美は荷物を持って外に出た。




「ねぇ美月あれ…」




和美はあたしの肩を叩いて、門の方を指差した。




予想通りケイが待っていた。




もしもしてあれからずっと待ってたの!?




どうしてそこまであたしに構うの…




「ちょっとあなた美月にしつこく付きまとって警察呼ぶわよ!?」




和美は怖い顔をしてケイに怒鳴った。




「お前に用はないどけ。」




ケイは和美を押しのけてあたしの所に行った。




今回はケイにどこかに連れて行かれそうな気がした。
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