天国の貴方へ届けたい
あたしそんなつもりじゃなかったのに…




あたしのせいでケイが死んじゃうの…??




頭の中にケイとの楽しい思い出がよみがえってきた。




ケイはいつも優しかった。




いつもまっすぐで前向きだった。




でもケイはあたしの元を去った。




久しぶりにあったケイはまるで変わっていた。




背は伸びたがやせ細っていて、髪も黒だったのに明るい茶色に染まっていた。





ケイを泊めた時にちらっと見えたが、タバコとライターを持っていた。





あたしがいない間に何がおこったの??




何で今頃になってあたしの所に戻ってくるの??




目を覚まして教えてよケイ…
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