<完>孤独な姫さんは世界一の総長 上
3章
ーー倉庫前
目の前にはどでかい建物。
瑛「・・・行きますか」
神楽は後ろでブツブツ言ってる。
そして前を歩く瑛十について行った。
・・なんか。
此処に入っちゃいけない気がする。
今更だけど。
この扉があいたら・・絶対後悔する。
瑛「・・紀優さん?」
足を止めて私を振り返って見た。
此処で、入らないと来た意味がない。
浪駕と私の関係。
なんとなく興味があるから私は・・
紀「・・行こうか」
と言って、重い足を進めた。