with LIFE
第1章

最後の日常




朝はいつも6時。



普段となんら変わらず
月曜日がきた。



別に寝起きは悪くないし
特に良くもない。


ただ、目が覚めるだけ。



顔を洗って
朝食をとって
着替えをして

たんたんと支度をする。



最後に、

「行ってきます。」

と言って家を出る。




誰もいないのに。
誰も返事をしないのに。




だけどこれが私の






いつも通りだから。





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