黒うさぎからの招待状
「そんな怖がらなくていいよー」
「はい…」
「まあ、仲良くしようね」
ジェームスさんは、そっと右手を差し出した。そしてニコニコしながらアタシの握手を待っている。
アタシは震える手を、ジェームスさんの右手へと伸ばした。
「だから、そんな怖がらなくていいって」
『だって…』
ツヤのある黒髪。
凛々しい瞳はグリーン。
頼もしく角張った肩。
大きな手。
大きな足。
少し、怖かった。
「はい…」
「まあ、仲良くしようね」
ジェームスさんは、そっと右手を差し出した。そしてニコニコしながらアタシの握手を待っている。
アタシは震える手を、ジェームスさんの右手へと伸ばした。
「だから、そんな怖がらなくていいって」
『だって…』
ツヤのある黒髪。
凛々しい瞳はグリーン。
頼もしく角張った肩。
大きな手。
大きな足。
少し、怖かった。